【2004/11/07 第2回ワークショップレポート】
まずは第2回ワークショップのテーマの説明です。
今回のテーマは「人工呼吸器を付けるか否か」の選択です。
患者さんは72歳の男性です。10年前から肺気腫が始まり、次第に息苦しさが強くなり、最近では、家の中のトイレに行くのも苦しい状況となっていました。
患者さんは1週間程前、風邪気味症状を訴えるようになります。そして3日前から39℃台の高熱が続いて、2日前に入院しました。
検査の結果、肺気腫に肺炎を併発しており呼吸困難が強く、このままでは助かる可能性は少ないとの診断でした。
薬で意識を落として人工呼吸器をつなぎ、抗生物質が効いて来るのを待てば、助かる可能性もありますが、人工呼吸器をつければ会話が出来なります。もし、回復しなければ今の会話が最後になってしまうかも知れません。
助かる見込みは50%です。しかしこのまま放っておくと抗生物質が効いてくる前に、痰が気管を塞いで呼吸が止まる可能性があります。患者さんは大変苦しんでいます。しかし、自然にしておけば、亡くなるまで会話はできます。
これで最後になるかもしれないと覚悟して、50%に賭けるか、自然の「時」に任せるか…。家族としてあなたの決断が待たれています。
こんな場合、あなたならどうしますか?
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